留学経験なしの日本人がIELTS 受験一回目、勉強期間1か月でOverall 7.5点を取る方法
わざと糞みたいなタイトルにしてみる。
留学もしたことない弱者男性が、MBAを受けようと決めて1か月後のIELTS初受験で、OA 7.5点を取ることが出来た。私が目指すシンガポールでは一番ランクの高い大学であっても7.0あれば足切りは免れる。よってIELTS勉強は終了となる。
スコア内訳
L : 7.5
R : 9.0
W : 6.5
S : 6.0
見ていただくとわかる通り、Readingでぶち上げた結果全体のスコアが高く出ただけで、実力でいえばせいぜい7.0程度かなと思う。
これまでの英語歴
7.5など特に秀でたスコアでもなく、W/Sも十分では無いことは重々承知であるが、1か月程度の対策でこのスコアを取った自分の英語歴を書くと以下である。
- 中学~高校:英語が一番の得意科目。
- 大学受験:センター試験では8割~9割。京都大学の英語(アカデミックな文章の和訳、英訳のみ)で受験者上位、だったはず。
- 大学時代:学校の授業以外ほとんど何もせず。新卒入社時に受けたTOEICで満点を取る。
- 社会人1社目
一切英語を使わず完全にさび付く。たまに外国人と話す際には一切言葉が出てこず、固まる。 - 転職活動
転職活動での面接時に「何か英語で喋ってみて」と言われて口から出たのは”I Love Japan”というやばさ加減。面接の後は本当に恥ずかしくて死にたかった記憶がある。
しかしその他でカバーし取引先も上司も外国人多数の企業に内定。内定が決まってから猛烈にを学びなおす
学びなおしのためにやったこと
①Forest / Nextageという高校時代の分厚い文法の教科書と問題集を購入しなおしていちから読み直す。
②DMM英会話で話しまくる(1日 25分 x 3回を1年間ほぼ休まずに続けてランクは確かプラチナ)。ポイントはモチベーションを下げない為にやさしいフィリピン人のおばさんを選ぶこと。やはり国籍で性格的な差異はだいぶある。
③Podcastで意味も分からずにひたすら英語を垂れ流す。「BBC World Podcast」「Daily」「Economist」「The McKinsey Podcast」「TED」を常に垂れ流す。
④Youtubeでスクリプト付きの動画を見まくる。PBS、CNBC、TED、などなど。できればドキュメンタリー系の面白い奴がおすすめ。英語もゆっくりめなドイツの公共放送期間のDW Documentaryという奴はよく見た。
何よりも大事だと思う事
継続は当たり前だけれども、もう一つの完全な真理はびびらないこと。
もうこれはめちゃくちゃ大事。みんなよく言うけど、間違うこと、発音めちゃくちゃなことを恐れずに言葉を書く、発すること。
今の仕事の上司は発音も文法も決して私よりいいわけではないが、あまりにも堂々と外人と英語でコミュニケーションをとる。わからなかったらどんなに偉い人でも平気でもう一回言ってという。
私も一度勇気を振り絞って同じことをやってみると本当に驚くほどコミュニケーションが発達したと思う。まだイギリス人の超早口な英語にはびびってしまうのだが、なんとか食らいつくスピリットを養えたのは大きいと思っている。
口で言うのはたやすいが、これを習得することが英語において何よりも大事だと感じている。(もっとプロフェッショナルな英語話者になりたい人はまた異なると思うが)
MBAのスコアくらいなんとかなるんじゃないか
閑話休題で、結局MBAのスコアメイクならなんとかなると思う。
私は留学もしたことが無ければ、海外に住んだこともないし、貧乏だったので子供の頃に英会話なんて言ったことも無い。だけれども過去からこつこつ頑張ってたおかげで実力が養われていたようで、特にこの2年ほど、会社で必要に応じて訓練したことが大きかった。
人それぞれ状況は違うと思うが、MBAの足切りを免れるという必要性があれば継続も出来ると思うし、おのずとスコアは上がると思う。